オットォ―と私と子供たちと・・・「家族」

誰しも、人生には消し去りたい時期というものがあるもんじゃないかな・・・
その消去したい時期が、点や短い線分ならば、消しゴムや修正テープを使えば見えにくくはなるかもしれないが、ある点からずっと長く、そして今に至るまで続く長い線である場合、それを避けては通れないし、決して忘れることのできない問題なんですよね。

何だか勿体付けて書きだしてしまったが、それが何であるかを一言で言うなら、
オットォ―の病がアルコール依存症であり、妻である私も、その家族である子供たちも何らかの意味で病んできたのかもしれない。

「止めよう止めようと思いながらも止めることの できない悪い習慣に耽ってしまうこと」がアディクション嗜癖(シヘキ)であり、それがさらに重症化すると依存症という病気となります。
昨今よく見聞きする覚せい剤、大麻等の薬物依存は病気でありながらも、法で禁止されている薬剤を使用する故にに病気でありながらも法律で罰せられます。
しかしアルコールは合法の薬剤ですから、傷害事件を起こしたり、飲酒運転でもしない限り、犯罪ではありませんから、多くのアルコール依存症者とその家族の問題は表面化されずに、個々の問題として処理される例が多いのではないでしょうか。

結婚して40年、今思えば、結婚したころから酒好きで、アルコール依存症へ片足を突っ込んでいたのかもしれないです。
当時は私も酒席は好きで、オットォーや友人たちと酒を飲むのは楽しいものだったから、咎めたこともありませんでしたね。
でも、やがて、彼の酒は泥酔して昏睡するまで飲み続けるようになり、目覚めても又飲む、それを何日も繰り返し(連続飲酒)、やがて体が悲鳴を上げダウンするまで、1週間から10日続きます。そして体が回復するとまたこのサイクルを繰り返す。

そんな状態では、仕事だって継続することは難しくなる、時々は無断欠勤をするようになる、
幼子を抱える家庭の中はいつも殺伐として、オットォーの機嫌だけに支配されるようになる・・・
時には暴力を振るうこともあり、暴言は常態化していった。
何年も続く悪循環はやがて泥沼状態になり、子供の成長と共にさらに事態は悪化、混迷し、
仕事もついに辞めざるを得なくなり・・・
やっとの思いで、家族の悲願であった、アルコール専門病院へ辿り着き、アルコール依存症と診断され、入院。

退院後は1年間くらい断酒、その間に新たに仕事に就くも、徐々に酒を飲むようになり、
以前の生活の再発を心配するのだけれど、ここ10年間は、夕食後のみの飲酒と決めて実行し、仕事に支障をきたすこともなく、また家族に酒を飲んで絡むこともなくなってはいる。
所謂、普通の「大酒飲み」って感じかな・・・?

でも、アルコール依存症者は一生治癒することなく、酒を飲まずに過ごすことのみが唯一の回復の道と言われるから、オットォーの事を非常に危ぶんでみているのが現状であります。

簡単にまとめて書いてしまったけれど、色々あったなぁ~
時々私の人生返せ~~~!って言いたくなるほど憤りを感じたり、自分の考え、行動でもっとどうにかなったなぁ~~~とか後悔してみたり、
私の人生を振り返る上でのキーパーソンかもしれない。

『依存症は「人」に依存できない病だと言われる。自分の弱さを覆い隠すために、「人」ではないなにかに依存する。』
最近何かで読んで気になる文章だった。

「人」ではなく酒に依存したオットォ―、
強がりばかり口にする人だけど、
いや口数の少ない自分自身を発散できない人だけど
とても心の弱い、もろい人だけど
確かに人に依存できる正確ならば、アルコール依存症にならなかったのかなぁ~
そんなことを感じる此の頃でありま~~~す!


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        ポカポカ陽気にウトウト( ^ω^)・・・


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        大きなあくび「ア~~~ア~~~」


春ですね、もうすぐ桜も咲きますね!
今日は、私の人生の振り返りの序に替えて・・・





Commented by ムーミン at 2017-03-23 11:34 x
ゆかぷーさん、こんにちは。ムーミンです。
 依存症、ゆかぷーさんは簡単そうに書かれていますが、かなりの修羅場があったのだと思います。
 お子さまを抱えて大変だったでしょうね。

 私はアルコールは合法ドラッグだと思っています。少なくともご主人にとっては命を削る飲み物です。

 でもやめられない・・・だから依存なのでしょうね。

 不思議なのは、今「節酒」出来ていること。普通の依存者は再度飲みだすと以前に増して飲酒すると聞きます。

 その意味では節酒の意志は固いのでしょうか。

 ご家族の話し、(興味深く)読ませていただきました。
 キーとなるのは、間違いなく娘さんとオットゥさまでしょうね。

 ゆかぷーさんはご自分の考えで「まご・まご」されながら、生活されてくださいね。時には「はねつけても」よいのではないでしょうか。
 ゆかぷーさんはそれだけの代償はすでに払われていますよ。

 では今日もよろしくお願いします。
Commented by bluebird-redbird at 2017-03-23 14:16
私、被害者ー夫、加害者という思考は
何も解決にならないと思うのです。
それぞれの人生です、生き方の決定権はそれぞれにあるはず、
私に焦点当てると、違った生き方、違った生きる姿勢があったはず、
それを見逃し、惰性と不満の中に生きた自分を総括できたらと考えています。
が、そんな気負ったものでなく、気楽に日常を綴りながら、考えていこうと思っています。

いつも、ありがとうございます!
by bluebird-redbird | 2017-03-23 08:30 | 家族 | Comments(2)

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